コートの中に包んだ少年の冷えきった右腕を抱き締める。

「冷たいな…」

「当たり前だろーがっ!機械鎧だぞっ」

じたじたと暴れながら悪態をついてくるのにかまわず、
抱き締める腕に力をこめる。

「でもな鋼の。こうしていると冷たくなくなってくるのだよ」

「それがどうしたっ!いーから早く離せよっ!」

なおも暴れるが、体格からして力では適うべくもない。

「いや。さっき気にしていたようだからな。その腕でも雪は溶けるのだよ、鋼の」

言いながら雪を機械鎧の右手に受けとめさせる。

コートの中であたためられた手のひらに小さな水溜まりができた。






コートの中に残っている少年の半身が震える。






生身の左手を握り締め俯く身体を

そっと抱きしめた。













守るように…










慈しむように…
















終わり









2ndのエンディングのエドを見て。  
なぜいきなりコートの中にいるのかとかそんなことは解らない。  

多分ラブラブだからですよ。  
ウチの大佐にしては珍しくヘタレてません。  
そして砂吐きそうだとかそういう苦情は掲示板まで。  


なんだかイロイロ説明不足で解りにくい感じ。  
2ndエンディングのエドが両手に雪を受けながら右手と左手を見比べてるのがね…  

私の書く文章が短く短くなっていく兆候がこのあたりから。  
2004/7/17